Saturday 10 February 2007

全豪2007観戦記 DAY 1 (その4)


只今メルボルンで初めての家探しに追われています。


当初日本で探すのと同じ感覚で捕らえていましたが、こんなに大変だとは・・・・・。


最早とても見つけられる気がしません。


そんなわけで現実逃避中。




夕方6時を過ぎてもこの時期まだまだ日の高いメルボルン。


うっかり時間を忘れそうになるけれど、明日はダーさんの仕事が朝早いのでそろそろ帰らなければならない。


ああ、でもその前にあの人の姿を一目だけでも・・・。


Men's Singles - 1st Rnd.


Feliciano Lopez (ESP)


def Brian Wilson (USA) 7-6(8) 4-6 6-3 7-6(3)


メルボルン・パークのアザー・コートのうち17番から22番のコートはその他のコートと離れていて、会場の東にあるボーダフォン・アリーナ寄りに固まっている。会場マップからは気づきにくいのだけれど、実際会場にいるとこの辺りは「世界の果て」感が強く、わざわざ足を運ぶのがかなり億劫な場所なのだ。


しかし、そんな「世界の果て」21番コートでF-Lo様が試合をしているというので、駅へ帰る道すがら立ち寄った。客席の隙間から覗いてみたら、ちょうど彼がジャッジにイチャモンをつけているところ。


イチャモンをつけていても、やはり色男であることには変わりなく。ポー。




Men's Singles - 1st Rnd.


Mardy Fish (USA)


def Ivan Ljubicic (CRO)[4] 4-6 7-6(2) 6-4 6-4


早く帰らなければならないのだけど、ボーダフォン・アリーナ前のビッグ・スクリーンを見たらリュビチッチがフィッシュに負ける寸前!試合の行方が気になって近くの椅子に腰掛けてしまった。座ると今度は何か食べたくなる。会場内のいたるところが帰りたくなくなる罠だらけ。恐い。


試合はそのまま流れが変わらず、ほどなくして終了。その後アリーナから落胆したクロアチア人サポーター達がぞろぞろと出てきた。"Disgraceful!!!(サイテーーーッ!!!)"とご立腹のギャルが叫んでいる。


そのうち、がっかりした様子のクロアチア国旗を身に纏った男性が私たちに近づいてきて、


「これあげるよ。次の試合見られるから使ってよ」


とボーダフォン・アリーナのチケットを1枚くれた。マジで?!いいの?ありがとう!でも・・・


「お兄さん!私たち二人連れだから2枚くれないと!!」


英語で何と言ったらいいのか迷っているうちに、お兄さんはいなくなってしまった。


ああ、私たちも今度こそ帰らなきゃ。後ろ髪を引かれつつ初めてのグランドスラム観戦初日は終了。


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