観戦記にもかかわらずいつまで経っても会場に辿り着けなかったが、何とか11時半過ぎに到着。セブの試合がいつどのコートで入っているのか確認するために、一目散にIBMのマッチレポートセンターに向かう。
人だかりの中ボードを見上げると・・・・・
ノーーーーーッ!!!
セブの試合は無情にも第1試合でとっくに始まっている。急がねば。
慌てて6番コートにダッシュ。
そして、ついにコートに。セブ!本物のセブだよ!!
今日はここまで長かったなー。セブのベンチの後ろの席が空いているので座る。
現在のスコアは?第1セットはセブの6-2で、第2セットはまだ始まったばかりか。
良かった。ちょっと見逃したけど、グランドスラムの男子シングルスは5セットマッチ。
まだまだゆっくり見れるよ。
3年ぶりの生セブ。ああ、相も変わらず華麗なこと極まりないですよ。
身も心も溶かされるプレーで、今朝の全てのドタバタが一気に報われる思い。
し・あ・わ・せ・・・・・♥
と喜んだのも束の間。
私が見始めて2ゲーム消化した後、先ほどメディカルタイムアウトを取っていた対戦相手の
ロクス兄が真っ赤に茹で上がった顔で審判に向かって歩み寄って来た。
・・・・・嫌な予感・・・・・やめてよ、私、今着いたばっかりなんだから・・・・・言わないで、
それだけは!!!
しかし、私の願いも空しく何やら審判と話した後、セブとロクス兄は握手。続けて主審よりロクス兄の棄権による試合終了を告げるアナウンスが。
グーリーズードーブァーーーーーッ!!!
よくよく考えればセブが体力を温存して2Rに進めるのだから、クリストファーにはむしろ感謝こそするべきなのだが、そんな道理がこの時の私に通じるはずもない。
突然のゲームセットに動揺しまくっている私の目の前でセブが帰り支度を始めた。こんなに近くに寄れる機会なんて、次はいつになるやら。ってか、もうないかも。失礼ながら写真を撮らせていただこう。
サインやらタオルやらを求めるファンのおねだりに対し、丁寧に応えておられました。
Men's Singles - 1st Rnd.
Sebastien Grosjean (FRA)[28]
def Christophe Rochus (BEL) 6-2 4-1 Ret.
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