(10/1付記:正しい歌詞は 「私の家の電話番号が男名前で書いてある」でした)
閑話休題。私の場合ここオーストラリアではそれが現実の話になる。というのも、私の名前をローマ字表記するとロシア近辺で一般的な男性の名前になってしまうのだ。語学学校に通っていた頃はロシア移民の先生、レバノン人のクラスメートに「ねえ、あなたの名前、うちの弟と同じなんだけど」と興味を示された。
先日も所用でシティの移民局を訪れた際、担当してくれた女性がやりとりの最中
「・・・・・あなたの名前何て読むの?」
と唐突に尋ねてきた。彼女のネームプレートを見やると、語学学校でクラスメートだったロシア人の子と同じ名前。「私の名前はロシアでは男の人の名前なんでしょ?」と聞くと
「そうよ!うちの義理の弟があなたと同じ名前なのよ」
と言うので、「実は日本語では”○○(某花の名前)”の意味で、フェミニンな名前なんですよ」と付け加えると、
「マジで!!今度弟に会ったらからかってやるわ。ギャハハー」
と相当ウケた。
ちなみに、苗字の方でもこんな事が。銀行で定期預金の相談をしていた時のこと。話の大部分はうちのダーさんと進んでいたのだが、いきなり担当の女性が
「あなたのラストネーム、これ何て読むの?」
と私にふってきた。日本風の発音で答えると、何回か真似をした後
「なんか”○○○(某違法薬物の名称)”みたいに聞こえるわね」
と真面目な顔をして呟いた。「失礼な!」と怒るところだったかもしれないが、実際彼女の言う通りなのだ。むしろ気づかせてくれた事に感謝した。
日本では苗字も名前も特に変わったものでも何でもないのだが、ここではもしかして珍名さんなのか?これからはフィンランドのアホネンさんとかの事を笑えそうにない。
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