
先日近所の本屋に出かけた時のこと。
この国にしてはかなり品揃えの良いそのお店、雑誌コーナーに立ち寄ると女性ファッション誌コーナーの前には数名のお客さんが。そこまではよくある光景だが、その日少し様子が違ったのは、その中に床に置いた雑誌のページを一心不乱にめくりながらサンドイッチを頬張る胡坐座りの女性がいたこと。確かに通路はかなり広いし、カーペットの座り心地は良さそうだけれども、それはどうなのか?どうなんだろうか?そして、こんなに動揺しているのは私がこの国の人間でないからなのか、それとも周りにいる人たちも実は内心びっくりしているのか、残念ながらそれを確かめる術はない。
見た感じが普通の人なだけに、何か見てはいけないものを見てしまったような気持ちになりつつ、気になる本を選んで店内に所々置かれたソファの一つに腰掛けようとすると・・・・・ソファの周りには読み散らかされた本が山のように放置、だけならまだしも食べ終わったファーストフードの容器がその上に転がるカオス状態。これはひどい・・・・・。
オーストラリアの堅苦しくない雰囲気は大好きだけれど、こういう時はつい
「日本はお行儀の良い国だったなあ・・・・・」
と懐かしく思い出さずにはいられなかったり。